白い翼と金眼の獣
内容はBLオンリーの、小説ブログ。 インフォシーク廃止で仮移転しました。 いつかちゃんと改めて立ち上げるよ! サイト名はそのままでした。
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【2024/11/21 23:33 】
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夜明け前
蒼穹のファフナー
一騎×総士です。本文は続きから。
――ここは……?
目を開いた先には、深い暗闇。
――僕は…確か……
最後の記憶は、ジークフリードシステムの中。
そして、恐らくは目覚めた今もその中。
一騎と話している最中に敵が来て……。
そこからの記憶がない。
――……何故、生きてるんだ……?
システムを動かしてみる。
――反応無し……か
手足の感覚はある。
だが、周りには、なにも見えない。
――島の状況は……一騎達は無事だろうか
音も光もない場所。
このままここにいれば、遠からず発狂するかもしれない。
感覚はあっても、手も足も固定されているようで、動かない。
――どうにかしてここからでないと
救助は期待できない。
いや、するべきではない。
――システムは完全に沈黙している。手足もまともに動かない……
あげくに視界はゼロに近く、耳に響く音もない。
地の底にでもいるのか……?
そもそも、気を失っていたのか同化されていたのかさえわからない。
せめて、この場所が何処かさえわかれば……。
目を閉じ、強制的にシステムに干渉していく。
この方法は精神にかなりの負荷がかかるため、遠見先生に禁じられているの
だが……。
――緊急事態……で、納得してもらうしかないな。
次ぎに目を開いた時、視界は一変していた。
光の、洪水。
流れていく数式と遺伝子情報。
膨大な情報に、自分という存在の位置が薄れていく……。
――場所を……探さないと……
風、氷、水、黄金の塔、巨大な空洞……。
最北……北極……か?
意識……見られている……誰……?
フェスティム。
巨大な……黄金。
見られている……気付かれている……。
恐怖、怒り、悲しみ……憎悪。
浸食される精神。
見える、金色の中の、紅。
紅、が。
金を、断ち切る……。
「! う、ぐふッ!!」
強烈な痛みに咳き込む、口の中に鉄の味と匂いが……広がる。
口の中は切れていない。
――内蔵でもやられたのか
さっき分析した映像から、ここが北極のミールの元だということがわかった。
だが、浸食されそうになった瞬間、確かに他の――フェスティムにこの言い方が
正しいのかはわからないが――ミールに断ち切られた。
――フェスティムが……分裂した? それとも何か他の理由からか?
わからない。
わからないことが多すぎる。
何が目的なのかは知らないが、少なくともあの紅に救われたのは事実……。
その時、システムが突然起動した。
「な……!?」
光源に照らされ見えたのは、全身を固定している、煌めく結晶。
首から下を完全に同化されていた……。
声もなく愕然とする僕の前に、一人の男が現れる。
色素の薄い髪の……おそらくは、フェスティム。
自分とよく似た髪色に微かに嫌悪感を覚える。
「我々はお前によって戦いを理解する」
――なるほど、僕を生かしたままつれてきたのはそのためか
フェスティムにこのシステムは使えない。
――だが、ただで使われてやるほど、僕は甘くない
送られてきたのは、膨大な敵の情報。
おそらくは、新国連。作戦を始めたということだろう。
「我々はお前に要求する」
ビキ、ビキィッ
微かな音を響かせ、結晶か首から上へと浸食してくる。
――けして、自分を失いはしない
深く暗い淵に沈んでいくような感覚の中。僕は決意と共に、微かに祈る。
――どうか、一度で良い。もう一度だけで良いから……
――お前に、逢いたい
そして僕は沈んでいった。
後書き
古いファイルを整理してたら出てきた話。
本編見た後見直す前にがーっ!て書いたやつなので、所々捏造入ってます。
総士を助けた紅は一騎のおかーさんですよ(笑)
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【2010/10/31 19:49 】
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